リハビリを受けたい方

理念

リハビリ科理念
  

基本理念

一般的にリハビリテーションは「つらい」「苦しい」というイメージを持たれがちですが、当院リハビリテーション科の方針として「できるだけ楽しく、痛みを少なく」という理念を持っており、患者さんの身体及び精神状態を把握しながら無理なく進めて行きます。

  

基本方針

リハビリテーションマインド

リハビリテーションマインド

1、障害を持った人をチームで支える
2、その人らしく生活できるよう、ADL・QOLを支援する
3、諦めず、支え続ける

  

地域における役割

地域の病院として、整形外科だけではなく脳外科や内科からのリハビリ依頼も多く、他部門との連携を大切に病院全体で患者さんをサポートする環境が整っています。
また、在宅リハビリテーション(訪問リハ)にも力を入れており、入院・手術から維持期、生活期(在宅)まで、切れ間なくリハビリテーションを提供しています。

スタッフ紹介

リハビリテーション科
  
理学療法士
9名
作業療法士
2名
言語聴覚士
2名
日本糖尿病療養指導士(CDEJ)
PT3名在籍
3学会合同呼吸療法認定士
PT2名在籍
日本理学療法士協会 脳卒中認定療法士
1名在籍
日本理学療法士協会 代謝認定療法士
PT1名在籍
日本転倒予防学会 転倒予防指導士
1名在籍

※2024年現在

理学療法士:PTとは

理学療法士:PTとは

理学療法士はPhysical Therapist(PT)とも呼ばれます。
けがや病気などで身体に障害のある人や障害の発生が予測される人に対して、基本動作能力(座る、立つ、歩くなど)の回復や維持、および障害の悪化の予防を目的に、運動療法や物理療法(温熱、電気等の物理的手段を治療目的に利用するもの)などを用いて、自立した日常生活が送れるよう支援する医学的リハビリテーションの専門職です。
治療や支援の内容については、理学療法士が対象者ひとりひとりについて医学的・社会的視点から身体能力や生活環境等を十分に評価し、それぞれの目標に向けて適切なプログラムを作成します。

  

作業療法士:OTとは

作業療法士:OTとは

作業療法士はOccupational Therapist(OT)とも呼ばれます。
食事、更衣、排泄など日常の生活動作や、就学、就労、余暇などの社会や生活に適応するための能力の回復や維持、悪化の予防を目的に行います。
日常生活動作のための直接練習、上肢機能のための手工芸や手作業(これらを作業活動と言います)などを用いて、主体的な生活が獲得できるように支援するリハビリテーションです。

  

言語聴覚士:STとは

言語聴覚士:STとは

言語聴覚士はSpeech Therapist(ST)とも呼ばれます。聞く、書く、読むなどの音声機能、言語機能、聴覚機能や、飲み込みなどの摂食嚥下機能の回復や維持、悪化の予防を目的に行います。
コミュニケーション練習や食べ物を使用した直接嚥下練習、食物を使用しない間接練習を用いて、その人らしい意思伝達や食事を実現できるように支援するリハビリテーションです。

  

リハビリを受けたい方へ

リハビリテーションには決まった形はありません。
医師の指示のもとご本人の「どう暮らしたいのか」という希望をしっかりお聞きして「その人らしい生活」を目指しリハビリのプランを作成します。
『信頼と優しさをいつでもどこでも誰にでも』 をモットーに、地域の皆様に寄り添うリハビリテーションを提供できるよう努力してまいります。

在宅でのリハビリのご案内

当院では、患者さんならびにご家族の方が在宅で安心して療養生活を送れますよう、在宅医療を行っています。
急性期・維持期を経過して在宅に戻られた方には、必要に応じて「医師による往診」体制と「訪問看護・訪問リハビリテーション」を提供する事が可能です。併設の「すこやか訪問看護ステーション」から2名の理学療法士が訪問リハに従事しています。